スズキスプラッシュとは

エコカーやコンパクトカーが人気になっており、中古車でもそれらに該当する車種はのきなみ高い金額が付けられていたりします。そんな中古車市場にあってまさに穴場的に安くなっているのがスズキスプラッシュです。
デビューは2008年10月ですが、かなり安い金額で出回っています。同じようなサイズではトヨタヴィッツやホンダフィットなどがありますが、これらのライバル車は中古車市場でもなかなか値が落ちませんので、とりあえず安いコンパクトカーが欲しいというのであれば、このスズキスプラッシュはオススメだといえるでしょう。このスズキスプラッシュの不人気の理由ですが、それはスペックや仕様の問題ではなく知名度不足にあるといわれています。実際にスペックを上げてみますと、1242ccのエンジンにCVTが組み合わされており走りには何の遜色ありません。
そして気になる知名度不足の理由ですが、実はこの車種、デザインは欧州で作られ、ハンガリーの現地工場で生産し、販売しているという逆輸入になっています。そのようなわけで国内でのアピールはやや少なくなってしまったというわけです。ではこのスズキスプラッシュにはどのような魅力があるのでしょうか。まず全長は3715mm、全高は1590mmと縦長の設計になっています。やはり欧米でのマーケットを意識しているせいか、背が高い人が運転してもまったく問題なく設計されているわけです。同様の点はシートにもみられ、日本のものとは全く違うものをオリジナルで設計しています。すわり心地はドイツ車風の硬めなもので、かなり大きくそれこそ大柄の方がアウトバーンを運転しても問題ないようになっています。内装品質のクオリティはスイフトとほぼ同じで、欧米らしいオシャレな設計になっています。ちなみにボディカラーと相まってシートのカラーはツートンカラーになっているのも実にオシャレなテイストだといえます。さらに安全装備ですが、運転席と助手席はもちろんのこと、フロントサイド、カーテンと6つのエアバッグが標準装備で、中央席にもヘッドレストと三点式シートベルトがありますので、お子さんなどを乗せていても安心です。
エコカー減税の対象車で燃費にも気が配られており、10・15モード燃費で18.6km/Lという数字を叩き出しているほどです。このような高いスペックでオシャレな車がかなり安く買えるようになっていますので、コンパクトカーを探しているならその選択肢に含めてみても良いかもしれません。